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入院生活忘備録 3 膠原病の疑い晴れる [健康]

  膠原病の疑いあり。車いすに乗せられ膠原病専門医の所に行きました。
 主治医が打ったパソコンのデーターを見ながら、医師の質問に答えます。小諸、上田に旅行した際に高い山に登ったか?虫に刺されなかったか? 体調不良になった日にち、兄弟の有無など。
 採血のデーター結果を見て気になる事を言いました。
 「アルブミンが随分低下しているな」 アルブミンなんて始めて聞く名称でした。
 それからレントゲンを撮ってくるように言われ車いすで移動です。
 口を開けた状態、両手の親指と人差し指を丸めた状態、首、背中、足 ほぼ全身をくまなく、総数にして20枚以上は撮ったでしょうか? パジャマ1枚でガラスの台に横たわり寒かった。
 再び医師のもとへ戻り送られてきた写真を見ながら判断してゆきます。延々2時間疲れた〜!
  見舞いに来ていた妹夫婦も待ちくたびれていました。 ベッドにいるはずの患者が居ないんですからね。
  昔から頚椎、腰椎の一部が潰れていて、寝たきりで動けなくなったりしていましたが、表面を見ても自分では痛くも痒くもない両手指の関節が映像で見るとモロクなっているのがはっきり分かります。
 長いこと生きてきたんですものね。
 入院以来何度も関節は痛くないか?と聞かれましたが右膝以外は何でもなかったのです。
 私は膠原病は「膠原病」という病気だと思っていましたが、いくつもの病気を含む総称としての病名だそうです。
 関節痛や本来ならば炎症反応が起きるべきではない体に対する過剰反応で様々な障害をきたすそうです。
 丁度、原因不明の発熱状態にある私に当てはまります、が専門医師は膠原病ではない、と言いましたのでホッとしました。
 
 しかし、 蛋白質が流れ出ていると言われ、血液製剤の使用が必要となる可能性があると主治医から「輸血及び血漿分画製剤使用に関する説明書」をもらい同意書に署名しました。
 アルブミンは血漿の中に最も多く含まれている蛋白質で血管中に水分を保持することで、それが低下すると血管から水分が漏れだして、血圧低下、浮腫、腹水が起こったりするそうです。
 血液製剤で肝炎ウイルスやHIVウイルスに感染した、と一時問題になりましたが今はほとんどなくなっているようで、輸血療法後3ヶ月以降に保険診療で輸血後感染検査を受けられるそうです。
 「もう死ぬんだから」が口癖だった私、輸血をしなかった場合の危険性を読んで「血漿分画製剤」を輸血したのでした。
  それにしても、発熱する前に両手が冷たくなって布団の上から電気毛布までかけてもらっても寒くて、寒くて。
  牛乳の様な白い点滴(名前を忘れた)をすると不思議に熱が下がり、シャワーを浴びた様に汗びっしょりになる。
  それが数日続いたのでクタクタでした。
 膠原病でないと言われ一安心でした。 じゃあ一体何なの?
 

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