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 入院生活忘備録 4 核医学検査 [健康]

  CT,心電図、レントゲン、エコー、毎日の採血などなど、連日検査室通いです。
 炎症を起こしている所がはっきりしないので「核医学検査.ガリウムシンチ」で検査することになりました。
 ガリウムシンチなどと言う言葉は聴いたことがありません。 
 便が溜まっていると撮影に影響が出るとかでまた下剤をかけました。
 まず「核医学検査」と表示された部屋に入り、点滴用の設置しているの所に銀色に輝く放射線医薬品を注入します。
いかにも放射線医薬品、危険!っていう感じ。
 投与された放射線医薬品は放射線という信号を出して病気の場所や臓器の状態をガンマカメラで受けて映像にします。
 放射線が悪い所に集まって光るそうで、私の場合内視鏡で見られなかった盲腸を調べたわけです。
 万が一そこが光っていたら翌日手術の予定です。
 アイソトープを注射して3日目にいよいよ検査が始まります。
  
「核医学検査  写真」の画像検索結果
 メーカーが違うのか、でもこんな器械でした (拾った画像から)。
 海苔巻き状態に巻かれて約1時間。閉所恐怖症の人は耐えられないかもしれません。 兎に角身動き取れないのですから。
 結果は「どこも光っていませんでした!!」 ということは内蔵は何でもなかったということ。
 結局、盲腸ではないことが分かり、では何なのか?!
 この検査は薬によって、頭から骨からありとあらゆる検査が出来るらしいです。 ただ薬はその日に届いたらすぐ使わないとダメだそうで、もちろん予約制です。
 退院前にもう一度この検査をしましたが、トイレを済ませたばかりなのに、利尿剤のせいでオシッコが出たくなり地獄の1時間でした。
 「中断は出来ません。◯◯さんのために取り寄せた貴重なお薬です。やり直しは出来ません」 堪えるのに必死で気を紛らわせるために係の人が話しかけてくれました。  1時間が長かった〜!
 「私の様な人も居るかもしれないので紙おむつを用意しておいた方が良いかもしれませんね」なんて言っちゃったわよ。
 兎に角ガリウムシンチの結果の内蔵はどこも光ったいなかった。早く原因が何であるか、盲腸であって欲しいと言う思いも有りました。
 
 その検査を受けた後、トイレに言ったら必ず2回流すように、万が一粗相をしたら自分で始末せず看護師を呼ぶようにと念をおされました。
 微量でも核に汚染されているからなのでしょうね。 でも数日で体外に排出されるようです。
 

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