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入院生活忘備録 5 病院食 味薄い 偽痛風と言われて [健康]

 入院約1周間後やっと病院食が出ましたが、全粥に甘〜いカタクリのような物、食欲も湧かないし殆ど口を付けませんでした。
 人間、口からものを食べないと舌に苔が生えてくるんですね。 自分の舌が分厚く真っ白になっているのを見てびっくりしました。
  来る日も来る日もお粥で、ある日男性の看護師が「ごはんですよ」と運んできてくれたので「お粥じゃない?」と聞くと「普通のごはんですよ」と。久しぶりのご飯だと喜んだはいいけれどおかずが鶏の唐揚だった!  トリは食べられない旨を言ってもらい、以来お魚になりました。
 少しづつ食べられるようになりましたが、 お味噌汁もおひたしも味が薄くて。 普段如何に家の味付けが濃いかと言う事を思い知りました。 病院食は美味しくないとよく言いますが、健康重視だとあの味になるのでしょうね。
 因みに、お盆に添えられている名前の下に、ご飯160g、Na(塩分)6g と有りました。
 
 ある日のこと、主人が買ってきてくれたスモークサーモンとキャラブキをこっそり食べようとしたら、看護師に見つかり「先生に承諾を得ましたか?」と言われ、食べ損ないました。
 それにしても、病院食に辟易してた時に息子の連れ合いが持て来てくれたサクランボの美味しかったこと! あんなに美味しいと思ったことはかってなかったかな?
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 シンチの結果が出たので再び膠原病の専門医の所に運ばれました。
 開口一番医師は「またお会いしましたね。 もう2週間も経つのにまだそんなことをしているんですか。早く退院したいでしょ」  早く帰りたいのは山々です。
 「私だったら....」と電子カルテを見ながら言うには◯◯先生は若いから、と私の主治医位のことを指して言う。多分色々な意見が出ているのだと思う。 その医師は「偽痛風 ギツウフウ」だと断言したのです。
 「偽(義)痛風」初めて聞く病名です。痛風は尿酸結晶による関節炎ですが偽痛風は尿酸以外の結晶誘発にによる関節炎を総称して言うそうです。
 「偽痛風」! 痛風は聞いたことことがあるけれど、そんな病名は初耳でした。
 痛風とは全く違う病気でピロリン酸カルシュムと言うものが沈着して関節軟骨に結晶となってたまり、石灰化して関節内にこぼれ落ち偽痛風発作と呼ばれる急性関節炎を疾患だそうです。
 加齢に伴い80歳以上で30〜50%にみられるそうです。 石灰化しても症状が出ない人も居るようです。
 私の場合右ひざ痛になって約1年、水が溜まって3回抜いたけれど、赤く腫れたりはしなかった。
 
 思いがけない病名に戸惑いました。
 まさかひざ痛であの様な様々な症状が出るとは、信じられませんでした。
私の中では、診断は半信半疑でした。
 

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