月日が経っても涙

　外は冷たい雨。

　昨日はぽん太の月命日でした。自宅での輸液を中止して背骨が掌に感じるくらい痩せて軽くなった体を一睡もしないで抱いていました。

　唇は血の気が無くなり真っ白で、シリンジの１滴のお水も受け付けなくなっていました。

　亡くなる最後の１０分くらいは苦しむので覚悟がいる、と聞いていましたが本当に静かに息を引き取りました。ぽん太は最後まで大人しい最高のニャンコでした。　１５年と３ヶ月の猫生を全うしました。 

 

 

　不謹慎な様ですが、両親や妹の死より深い悲しみが未だに続いているのは、それらへの感情と別物なのでしょうか？ 

　最近はあの癒される柔らかい体に触りたい、もう一度飼いたい、と言う思いが強くなっています。でも、自分の年齢や新たな子がぽん太の様に健康でよい子でなかったら・・・？　と亭主にも言われて思いとどまっています。

 

　ぽん太が亡くなったのを慰めてくれていたのが外猫のシロちゃんとクロちゃんでした。

　

　これは 去年の丁度今頃１１月２２日。　町内中を与太者のように怖い物知らずに徘徊していたシロちゃんが、流れ流れて住み着き、その後にクロちゃんが現れ仲が悪いながら一緒の小屋に寝ていました。

　クロちゃんは本当に優しい子でしたが、元々虚弱だったので食欲が無くなり今年３月１８日に亡くなりました。

 

　後に残されたシロちゃんはせいせいしたような、一方寂しいようで一切触らせなかったのがブラッシングをさせるようになり、以前住んでいた場所へ行ったり、来たりしていました。

　声をかけると必ず大きな声でニャアニャア鳴いて居ましたが、小屋の中で寝ていない日が時々あり、１０月の初めには元の場所に行っているのか、行ったり来たりの数日後パッタリ姿を見かけなくなりました。

 

　それからもう２ヶ月経ちます。　誰に聞いても見かけない、と言う返事で一緒にお世話していた人もめぼしい所を探しても見当たりませんでした。 　　

　何匹もいたノラちゃん達は姿を見せないように何処でどうやって亡くなるのでしょうね。目の前で亡くなったクロちゃんは動物霊園に連れて行けたのに、シロちゃんは誰にも看取られずに亡くなったのでしょうか？ 

　もし２ニャンとも健在なら、この時期小屋にカイロを入れて上げ、夜中に目が覚めて「寒い取ろうなぁ」と気になって、気になって本当に心配でした。

 

　現在は「メグちゃん」のおかあさんがご飯を食べに来ます。娘のメグちゃんは飼い猫になり幸せになりましたが、おかあさんは何処で寝ているやら、朝夕こっそりと来てオドオドしながら食べてこっそりとどこかへ姿を消します。 

 

　あ、そうそう、以前現れたノラちゃんの子猫はご近所の方が飼ってくれました。先住猫が居るので大変なようですが、保護して２ヶ月、元気な様です。良かった！！

　 人間やって行くのも大変ですが、猫やって行くのも大変。

 

　訳の分からない解散選挙、このクソ忙しい時に、このクソ寒い中長野の地震対策は、沢山やり残している法案。タダでさえ税金の無駄使いが目に余るのに、私的に散々使っちゃった輩！　６００～７００億円の税金が今回の選挙に使われるんですね。

　そのお金でどれだけの事が出来るの？！　働かない政治家の保身の為に私達が必死で納めた税金が使われるんですよね！ 　もういい加減ににして欲しい！！　つい書いちゃったわよ！！　腹の虫治まりません！！

　ぽん太がなだめていますのでこれで 　ッタク！！

タグ：ペットの死　悲しみ　癒し　野良猫

コメント 8

選挙ばかり。何を考えてるんだって思います。
そのお金、他に使うことあるでしょう。ほんっとアホらしいです。
でもね。国民もね、どうやったって「今の政治は素晴らしい」なんて言うわけないんですから。たとえどんな政党が政権握ったって。

ぽん太ちゃんの周りにはお花がいっぱい^^
優しい気持ちになれます♪
あー。やっぱり人間よりも猫と接してる方が優しい気持ちになれるなあ(笑)
by リュカ (2014-11-25 14:32) 

カナや母親に悪いですが・・・一番悲しかったのは、ミーシャの死でした。
ゴルフコンペのパーティーで訃報を聞いて、図らずも号泣してしまいました。
丁度、今日（１１月２５日）が彼の命日です。
八年経って、やっと姐御（カナ）も来て・・・ホッとしている頃だと思います。
　カナの死は、最期を夫婦で看取って上げる事が出来たので・・・まぁ
良かったのかと思いつつ・・・これから来ると思われる悲しみと戦っております。
by kontenten (2014-11-25 15:49) 

つい、ではありません・・・真っ当なことを誰もが言わなくなったらお終い・・・。私の中も「！！！！！」です！

なだめてくれる、ぽん太ちゃんはママがどれだけ優しく温かい人だということを全身で知っていたから、いつもママには幸福でいてほしい、と思っているのでしょうね！あんな馬鹿者どもに嫌な思いをしてほしくない、と・・・。

あんな数字をチョロチョロ動かすだけで景気回復って本気で思っているんだとしたらキ印！そんなヤカラたちが政治経済を動かしているんだから、こっちは憤死寸前ですよ！

にゃんこたちを真摯に愛し、腐敗に真剣に怒る、そんなponntaさんは凛々しく、素敵です！そして、今年も思うのは、ぽん太ちゃんはいつも一緒にいてくれる(ﾉω･､) ｳｩ･･･
by Ginger (2014-11-25 16:38) 

ペットと別れるのは人とは違い、別物ですよね。
人間なら幾分あきらめがつくのでしょうが、動物は決して忘れない。
私も中学時代のミケは亡くなって44年目、いまだに忘れないです。
うちの家で1年以上いる猫は今の2ニャンズが初めて。。。
起きているときは甘えすぎ(^_^;)

いろいろ考えることでしょうが、飼いたい気持ちとぽんちゃんと比較しないということであれば飼うことを勧めます。考え過ぎると、よくないです。。。
by green_blue_sky (2014-11-25 19:29) 

何年も飼っていたペットは、親せきよりも、兄弟よりも愛おしい
涙が枯れませんでした。
しばらくは、公園も行きません。ワンコを見るのがつらくて
だから、わかりますよ～
捨て猫や、捨て犬を飼い主さんが見つかるまでお世話しているところに
カンパしていた時がありますが、選挙の時に〇〇へ入れてと言われ
ちょっとご縁を断ちました。その運動に熱心な方がいたようです。

この１２月に選挙なんて　本当に庶民の暮らしがわかっていない！
だから　「熱く語ろう」には細かく書きませんでしたが
寸劇をした時、あきえ夫人となった私はハリセンで思いっきりABの
頭とお尻を叩き、恥知らず、嘘つき男！と叫び
かなり言いたい放題でストレス発散させました。
もう、自分の金は自分のもの。国の金も自分のもの
そんな感覚なんでしょう！
目にもの見せてあげたいです

by majyo (2014-11-25 19:52) 

寂しいですよねぇ。新たな子をと思っても、ぽん太ちゃんのような良い子でなかったら、って思ってしまうの、わかります。
実家の先代猫・ミイが、メチャクチャ賢い子で、その後、どうしても、ね。
でも、飼いたいというお気持ちがあるのなら、ぜひぜひ。ニャンコがいなくなって寂しい気持ちを埋めてくれるのは、やっぱり次のニャンコだって言いますもの。
お歳のことを気にされていますが、万が一の場合、私が引き受ける、というのでいかがでしょう。実は、実家のミイタンも母にそう言って勧めました。結局、今は兄夫婦もメッチャかわいがっているので、私の出る幕はありませんが。

今日の記事は、ずいぶんおとなしいというかしおらしいと言うか(失礼!)、でも、最後にponnta1351さんらしくなって良かった(^_^;)
by ChatBleu (2014-11-25 21:33) 

ChaｔBleuさんのお申し出、素敵ではないですか！
後見人が居れば猫たちも安心ですし♪
考えてみてはいかがですか？
選挙・・・この忙しい時期にお金ないのにあんなにムダ金使ってと
イラッといたしますが…支持率は変わらず高いようで
何ともはやでございますよ
by りみこ (2014-11-26 11:54) 

喪失感というのはなかなか時間では解決しないですよね
解散不況が取り沙汰されていますが
これ以上悪くならないといいですね
by いっぷく (2014-11-29 13:57)