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水墨画展覧会 [絵画]

友人と水墨画の展覧会を観に、銀座へ行って来ました。

小柄な森川翆水先生とお会いするのは凡そ3年ぶりくらいでしょうか。

先生は篆刻もなさるので、私も落款を作って頂きました。

体調を崩された、と言うお噂は聴いていましたが、精力的な制作活動をなさっていて、作品からも力が溢れて居ました。

名古屋で肺の手術をなさって3か月も滞在していらしたそうです。

審査員だった先生は、友人と私が所属していた〇〇水墨画協会を私達より先に、退会されていましたので、昨日、理由をお聞きしましたが、縛られずご自分の好きなように描きたかったから、と仰っていました。

舞踊、お花、書、絵画等々、流派も沢山ありますが、それらの上層部での裏事情は末端の我々には分からない色々複雑な事情が有るようです。

水墨画も、墨色が極めて薄い流派や思いきり濃い流派、基本に囚われない団体等ありますが、先生の所のお弟子さんたちは、自由奔放に描くのを楽しんでいるように見えます。

ただ一点、余白を残す基本は抑えて居るように見受けられました。。

余白を残すと言う事、なかなか出来ないんですよね。

観る人によっては、未完成ではないか?と思われたりします。

チマチマ描いていると、つい、描きすぎてしまい気が付くと余白が無くなってしまうんですよね。

展覧会に行くと、刺激されて、このように描きたいという気持ちが湧いてきますが、元来のグズなのでいつも自分の事は棚に上げて、批評ばかりになってしまいます。

     遅い食事を東京駅地下街の「黒塀横丁」奈可嶋で。

呑兵衛な私達、アルコールなしの食事なんて、昼間も夜も関係ありません。

焼酎のロックを3杯づつ。

お隣のテーブルのおじさん達(私達より若い)が目を丸くして「この焼酎の方がおいしいよ」と言うので、もう一杯づつ。

3時間もおしゃべりして、してしまいました。

彼女と展覧会に行くと、「観る」より「飲む」のが優先の様になってしまいます。「誰々さんは、急に歩けなくなったみたい」

「こうして、電車に乗って、出かけられて飲んだり食べたり出来るんだから私達幸せよね。そのうちに出来なくなるんだから、出来るうちよね」なんて、都合の良いことを言い合って再会を約束しました。

        十分に余白を残した先生の絵

P1010001_18.JPG

P1010002_15.JPG 

●  下書きでは行間を、空けて書いていますが、保存すると、いつもビッチリと隙間なく行間が無くなってしまいます。

とっても読みにくいので、どうすれば行の間隔を空ける事が出来るのでしょうか?

下書き通りになるときも有るのですが、何方か教えてください。

お願いします。


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コメント 9

クロネコ

余白も画のうちですもんね。
それがなかなか難しい…(^_^;)

改行…新規作成ページにコピペしてから
エンターキーでできませんか?
ってこのことじゃないのかな?
by クロネコ (2011-09-12 12:59) 

般若坊

空白が絵を引き立てていますね!本当に見てほしいものだけを描く。写真と違って、絵のいいところではないでしょうか?
空白、もしリッチテキストで作成されているなら <br/>をHTMLを開いて、必要な所にいれると、段落が一行できます。10行の段落の場合はその記号を10個いれます。
HTMLは分かりにくいので、段落を入れたいところにAAAAAAAAAAAAAAAと仮に入れておき、<br/>を入れる時に削除します。
by 般若坊 (2011-09-12 14:34) 

フサヲ

書でも、余白とのバランスを考えて書きますよね・・・(。 ̄  ̄)゛
水墨画の濃淡の表情って、ほんと凄いと思います(。><)!
現地で中国絵画の授業に出ていたのですが、
たとえカラフルな絵で容易に描けそうでも、
絵の具(?)の使い方が難しかったです(涙)
by フサヲ (2011-09-12 16:53) 

マンチ軍団

ご無沙汰してすみません。
水墨画は墨の濃淡で表現しなければならないので
なかなか難しいですよね写真の作品は絵と余白の
バランスが絵を引き立てていて迫力のある水墨画ですね。


by マンチ軍団 (2011-09-12 17:27) 

吟遊詩人41

余白・・・結構、度胸が要りますね(・_・;)

後で何か追加はありえないのでしょうが、、、
余白の意図がわからないと未完成品かと思ってしまいますね(ーー;)
by 吟遊詩人41 (2011-09-12 18:37) 

ChatBleu

空間、難しそうです。
私は絵が全然ダメなので、それ以前の問題ですけれど。

改行間隔とかは、ブラウザ(インターネットエクスプローラーとかの
ようなWebページを表示するソフト)や、それぞれの人の設定や
フォントによってしまうので、あまり気にされないほうが良いと
思います。好みの表示にしたければ、コテコテに設定して
書かなければなりませんし。
一つ気になるのは、新規記事投稿で「改行HTMLタグ変換」が
何になっているか、くらいですかね。
「改行を<br />タグに変換する」の方にチェックされていないと、
記事の改行が、Webページで消されるかもしれません。
「設定」→「基本設定」→「記事の初期設定」に設定しておくと、
最初に記事を作り始めたところで設定されます。
記事の作成の画面でも、「詳細設定」の中に同じ項目があるので、
どうなっているか、ちょっと見てみてください。
by ChatBleu (2011-09-12 20:17) 

リュカ

改行の件は、ChatBleuさんが詳しく書いて下さっているので
参考にされると良いかと思います^^
私は、「改行を<br />タグに変換する」にチェック入れてます。

余白って大事だって
いろんな絵を観て思います。
もちろん全部が埋められている絵も迫力があって素敵だったりしますが
こういう水墨画などは、余白がさらに絵を引き立てること多いですよね^^
by リュカ (2011-09-12 21:55) 

リュカ

「設定」→「基本設定」→「ブログの設定」で、
リッチテキストエディタ を "利用する" にしていると、
記事を書いている拍子に、そのときの記事は文字が大きくて
あるときの記事は小さくて・・・となるかもしれないですね。

リッチテキストエディタは "利用しない" にして、
先ほどのコメントに書いた、「改行を<br />タグに変換する」を設定しておくと、わりと下書き通りのレイアウトになるかな~と思います。
試してみて下さい^^
by リュカ (2011-09-12 22:01) 

e-g-g

こんにちは
以下、ちょっと独断です。
周縁も含んで考えれば一括りにはできませんが、
おしなべてヨーロッパでは余白を生まない、あるいは嫌う。
絵画に限らず建築も音楽も、そう思えて仕方ないことが多いですね。
バッハやモーツァルトを聴いていると、
ここまで音で埋め尽くさなくても、とふと感じることもあります。
ゴシックもロマネスクもロココも、その建築や装飾に接するとき、同じような思いが頭をよぎります。
余白あるいは間、これは日本(を含む東アジア)が発見した美のひとつと思います。
面白いのは欧米が20世紀に入って、その余白・間の美に気付き、
そして我々は「余った白」を塗りつぶす、、、
しかしながら私たちの感性から余白が消え去ることは、
たぶん絶対にないと思います。
が、さてこの先どうなることでしょうか、、、
by e-g-g (2011-09-13 10:52) 

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