SSブログ

プラド美術館展 [絵画]

  15日(火) 一人で上野までは不安だったけれど、思い切って行ってきました。
 FC16BDCA-3DFC-41B7-8979-9D1CDBDA2AF3.jpeg
  8時25分の電車に乗り、上野に着いたら10時に少し前。やはり1時間30分はかかるのよね。
  時間が早かったせいで、それほど混雑には合わず、助かりました。
 展示会場の真ん中にある座り心地の悪い四角の椅子にたまに座りながら休み、一通り観られました。
 振り返れば8日間のスペイン旅行でマドリッドのプラド美術館に行って15年も経ってしまったのです。
 今回はベラスケスの傑作7点が出品されましたが、現地で観た「ラス.メニーナス」が来なかったのが本当に残念でした。
 近くのソフィア王妃芸術センターではピカソのゲルニカも間近で見ましたが、破壊行為が行われなかったことで、防弾ガラスが取り除かれ、ロープが張ってあるだけで間近で観ました。今はどうなっているのでしょう?
 チケット、図録など色々なグッズになっているカルロス君の騎馬像、当時離宮に「諸王国の間」が竣工、国王の栄光を称えるべく沢山の絵を長廊下に飾ったとの事。 その中の一つにカルロス君騎馬像も。
 本来は父の国王と母后の両騎馬像に挟まれた扉の上に飾られたとの事。
 随分胴体が太って見えると思ったら、下から見上げるように描かれていたんですね。
 ところが腰を屈めて下から見ても画面が光って良く見えなかった。こういう事もちょっと工夫してくれればよいのに。
 0C5B3F78-7CD1-4FF7-8554-147FCB041EF8.jpeg
  重たくて大きな図録は持って帰れないので小さいのと例によって一筆箋。
  970B809F-5A37-4CB0-940A-B576A27C1D1B.jpeg
 2006年3/25~6/30 東京都美術館に行った時の図録。
        オマケ
   プラドA.JPG
 プラド美術館ゴヤの銅像
   プラド美術館前.JPG
   人物を際立たせるため写真スタジオの様に単色で敢えてバックは描かない、ベラスケスのその手法を、後の印象派のマネは文字通り真似(マネ)したのでしょうか。それは「笛を吹く少年」です。
 それにしても、ル.コルビュジュエの設計だ、世界遺産だと言うけれど、これで国立の美術館とは悲し物が有る。
 今まで何度も行って居るが、狭い階段も気にならなかった。 が 足の故障で
 階段の上り下りは大変。
 申し訳にある様なエレベーターがあるが、地下2階まで直通のエレベーターが無い。地下1階で乗り換えるのだ。
 トイレも一階には無いし、古いと言ってしまえばおしまいだが。
 健康なら常設展示も観たかった。まあ、行けたのだから良しとするか。
 
 
 
 

nice!(37)  コメント(17) 
共通テーマ:アート

nice! 37

コメント 17

green_blue_sky

無理をされませんように。
付き添いがいれば車いすを借りて、エレベータ移動ができますよ。
車いすで観覧していた人がいましたので。
古い建物ですが、一応、バリアフリーになっています。
by green_blue_sky (2018-05-16 17:50) 

きよたん

美術館は目と足を使うので結構疲れます。
でも見に行こうとする好奇心が大事ですね
by きよたん (2018-05-16 19:38) 

横 濱男

健康なときは何も感じないけど、
足を痛めると思うように動けないのがツライですね。
でも、混雑して無くて良かったですね。
by 横 濱男 (2018-05-16 20:38) 

ChatBleu

そういうことでしたら、お声かけ下されば、お供しますよ。
暇人ですから(笑)
残念ながら、美術に興味ないので、本当にただの付き添いになっちゃいますけど、お一人で不安で出歩かれるより、いいでしょ。
by ChatBleu (2018-05-16 22:22) 

えーちゃん

上野まで1人で行ったんだ(゚□゚)
階段の上り下りは大変だね。

by えーちゃん (2018-05-17 00:08) 

YUTAじい

おはようございます。
お疲れ様です。
by YUTAじい (2018-05-17 07:03) 

kontenten

川越駅の西口に大きなホールが出来ましたが・・・
やっぱり、階段ばかりでエレベーターが少ないです(><)
今のうちは歩いて登れますが、あと二十年したら危なそうです。
 さて、プラド美術館・・・私も行った事があります。
この時、添乗員のお姉さまから習ったのは・・・遠くから見る事
マルゲリータ王女のスカートのレース感が見事に映えました(^^)
by kontenten (2018-05-17 09:15) 

リュカ

プラド美術館展行ってきたのですね^^
そんなに混雑してなかったとのこと、なによりです。
ラス.メニーナスわたしも見たかったなー。
こんかい来てなかったのが残念。
照明のあかりで見づらくなってしまう展示は悲しいですよねー。
by リュカ (2018-05-17 09:48) 

りみこ

大変だったでしょうけれども、冒険していらっしゃって
良いものご覧になれて良かったですね(=゚ω゚)ノ
バリアフリーされているとは言っても行き届かないところもたくさんあるでしょうね。残念です
by りみこ (2018-05-17 10:00) 

さる1号

設計の古い建物ですと何かと不便なところが多いですねーー)
by さる1号 (2018-05-17 12:28) 

Ginger

観たいと思って、行動に移せるパワーがすごいですね・・・ちょっとした理由で「やめとこ」って、ひきこもりになってるわが身が・・・!
by Ginger (2018-05-17 14:57) 

dezire

私も、東京西洋美術館で、ベラスケスを中心とした「プラド美術館展」を見てきましたので、ブログを興味を持って読ませていただきました。

今回の美術展を観て、ベラスケスという画家の本質が少しわかったような気がします。
ティツィアーノの傑作が『アモールと音楽にくつろぐヴィーナス』が来ていましたが、ひそのは絶妙に美しさに、この作品こそこの展覧会の主役だ、と感じてしまいました。

ベラスケスは、技量的には抜群に高いレベルですが、今回来た作品を見る限り、地味ですね。
それに比べて、ルーベンスは女性を描いても、宗教画を描いても、画面構成も色彩感覚も華やかでインパクトがありますね。
スルバランやムリーリョの宗教画は祈りの心を感じますが、ベラスケスの絵画は客観的にリアルに描いていますが、冷めているように感じました。
初期の作品が主流だった聖でしょうか。


私は、スペインのプラド美術館に実際に行って見た、ベラスケスを始め、
リベーラ、スルバラン、ムリーリョなどスペイン絵画の巨匠たちの代表的な傑作の
鑑賞レポートを書いて、作品の魅力の本質を考察してみました。
ぜひ一読お願いいたします。フログにご意見、ご感想などコメントいただけると感謝します。
   

by dezire (2018-05-17 18:39) 

rannyaβ

西洋美術館は庭を横切ることのほうが多いです^^;
プラドじゃなくて、プーシキンのほうに行く予定です.. これは都美なので
ついでにプラドも観ようかな~
西洋画にあまり興味がなくて、よく知らないので勉強です
by rannyaβ (2018-05-18 23:50) 

sakamono

こちらから上野まで行くと、やっぱり遠いですものね。
休憩をはさみながら、ゆっくりと鑑賞できれば良いですね。
あ、美術の教科書で見たコトのある絵だ^^;。
by sakamono (2018-05-19 11:42) 

安奈

一時間半もの列車での道のりをお一人で行かれたんですか。
それだけ魅力的だったんですね^^
絵画の事はよく判りませんが、楽しめたのなら何よりです。
by 安奈 (2018-05-20 14:15) 

moz

ブラド美術館展もよさそうですね。じぶんはスペインプラド美術館に行こうと思って計画をしていたのですが、娘が生まれていかなかったです。 ^^; そんな思い出がある美術館なんですが、特にピカソのゲルニカは原田マハさんの小説も読んだこともあり、いつか見てみたいなと b^^
なるほど、国立美術館としては色いろと優しくないのですね。そういう意見ってすごく貴重だと思います。
遠いので大変だったですか? でも、たくさん楽しまれた様子、良かったです。脚もだいぶ良くなられましたね。 ^^
by moz (2018-05-22 07:19) 

BlackTiger

足が心配な中、見に行くことができてよかったですね。
私は学生の頃に少し絵をやっていて、時々美術展に行きましたが「スペイン王朝・ベラスケスとその時代」だったかな、美術展を見に行ったのを思い出しました。奈良だったかな^^;
本場、スペインで見られたんですね。
どこで見てもいつ見ても名画は変わらずよいものですが、照明や展示方法などによって多少は見え方が違ってきますね。

by BlackTiger (2018-05-22 22:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。