同級生が [雑記]
昨夜小学校の同級生、岡本クンが亡くなったとご長男から電話がありました。
彼と近況を交わし合い、実に70年以上の交流がありました。
現役の頃はセントマーチン島 などでニチレイの子会社の社長としてバリバリ働いていました。
奥様を早く亡くされて、ご子息二人とも成人後は年に360日のゴルフ三昧。
私達小学校の仲良し7,8人で恩師とお酒を飲んだり、銀座で会食したりしていました。
8月の中頃調子が悪いので検査入院する、とメールが有りました。
9月13日、柏東京慈恵会医科大学病院入院中に電話が有りました。
エンディングノートの事を聞くので、ノードでなくても必要な事をメモして置けば、と話しました。
病室ナンバ-を聞いたので、病院の住所を調べて手紙を送りました。が、9月22日の消印で10月3日に「この方は当院にいらっしゃいません」と言う付箋が付いて返送されてきました。
退院かしら?それとも・・・?と思いながら、お宅に電話したら誰も出ず、留守電に名前と手紙が戻って来て心配しているとと言う旨を入れておきました。
携帯に電話しても「ただ今出られません」と言う事で、心配していた矢先のご長男からの電話でした。
なんと、私が手紙を投函した日、9月21日の23時20分に亡くなっていたのです。
足の具合が良かったら友人とお見舞いに行きたかったけれど、千葉は遠すぎ。
一人の同級生にそれを言ったら、80になれば自分の事で精一杯だから○世子ちゃん気にしない方が良いよ、と言われました。
幸い名古屋に住むご長男も臨終に立ち会われたとか、気になるのは柴犬のゴロマルちゃん。
先代のゴロマルちゃんが亡くなって、しばらくしたら寂しさで再び2代目を飼った訳。 時々写真を送ってきて家の中で飼っているので我が子同然と言っていた。
入院したら近くに住む近所に住む次男さんに預ける、と言っていたので昨夜の電話でゴロマルちゃんの様子を聞いたら、息子さんの所がダメで岡本クンと一緒に過ごした家が良いので、一軒のお家が犬小屋化しています、と言っていました。
多分飼い主恋しさに、「このお家じゃないよ~!早く帰って来て~!」って夜寝るときになると鳴くのかも知れない。
そうよね、毎晩一緒に寝ていた人が居なくなり、お散歩をしてくれていた次男さんのお家では嫌に決まってる。
5年前の小学校のクラス会以来会って居なくて、病院からの9月13日の電話がとうとう最後になってしまった。 ろれつが回らなくて良く聞き取れなかった。ご長男さんの話だと、治療の為口中が乾いてよくしゃべれなかったとか。
もう、あの元気な声を聞くことが出来ないなんて寂しい。
いつも、私が夕飯の支度をしている時に電話だったのよね。
この年になると、同級生も一人欠け、二人欠け、何とも言えない気持ちになります。
岡本君のご冥福をお祈りします。先代ゴロマルちゃんと会えますように。
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それにしても、ご長男さんが私の電話番号を調べて連絡して下さった事、有り難く思いました。
以前書きましたが、宮城野県の知人で音信不通になってしまい電話も通じず、気をもんで居た事があったから。万が一の場合連絡すべき人の事はメモでもしておくべきですね。